窓辺の喫茶

表千家茶道、茶人を目指す。アート、音楽好き。HSS型HPSのため臆病なくせに好奇心旺盛。日常に思ったことの徒然を書く。

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【HSS型HSPの日々】絶対に太ってはいけないインナーチャイルド

 圧力釜をゲットして念願の玄米生活を開始したミワコです。

最近、健康オタク気味。今日はそれに繋がる内容です。

 

これから書く記事は、かなり嫌なヤツと思われるかもしれないですけど実際嫌なヤツ、私の話です

 

全然太っていない方が太っていると悩んでいたので、咄嗟にそんなことないですよと声をかけなくてはと思いました。まさに余計なおせっかいというものです。

なんで、そんな感情が急に湧いたのかものすごくモヤッとしました。

 

私自身もBMI値などでも太っているとは言えないのですが、太腿がたるんでいるうえに太くて膝下が短いことと顔が円くて大きいことにコンプレックスを持っています。

さすがに今さらどうにもならないってことは分かっているんですけど、膝下の成長がなんで止まったんだろうとか、帰宅の途中につらつら考えたりします。

 

そのため、私のなかではこれ以上太ることはさらに醜くなることで、あってはならないことです。

 

自然と食生活も野菜中心に気を付けるし、間食を常時することなどないし、なるべくカロリーの低い物を選びます。ランニングも始めたのもその一環です。

いまはファスティングに興味津々なのと、健康的な菜食主義者になれないかとかも考えています。

 

 

アラフォーになってからは代謝が悪くなってきて自然と太ることがとても怖い。

若さもなくなりこの年齢で太ってしまっては誰にも相手にされない、仕事をしていてもだらしないと思われそうで怖いとすら思っています。

 

でも・・・モデルでもなんでもない、見た目を売りにするような職業でもないのにこんなに敏感に生活しているのはちょっと異常に思えませんか?

逆に何かに固執しているんじゃないかと今さらながら不思議だと気づきました。

 

 

一方でこちらは見るからにかなり太っていて、何十万もかけてダイエットにチャレンジして、少し経つと中断を繰り返すヒト。

また、同じく見るからに太っていて、「いつかは痩せたい」と嘆きながらもお菓子を食べ続けて全くダイエットをする気もないヒト。

さらに、毎回その悩みと傷のなめ合いや宥めあいみたいなおしゃべりを繰り返すヒトにひどい嫌悪感を覚えて、その生産性のないバカみたいなおしゃべりをいい加減やめてくれないかと腹が立ちます。

悩んでいるなら、なんでそこまで太ったのよ、痩せたいなら真剣に対策を立てて取り組んでよとむかむか激しく怒りすら出てくるときもある。

傍から見て、ただの怠惰な人にしか見えないのです。 

 

健康好きなので見る、健康番組でダイエット企画がよくありますが、太ったタレントがちょっと痩せても、「どうせこのあと続けないんでしょ。リバウンドするんでしょ」とか意地悪な考えになります。

 

あー、嫌なヤツ。不快に思う人がいたらごめんなさい。太った理由も人それぞれってのも頭の中では理解していますし、不可抗力な理由の方もいるのは知っています。

 

はい、嫌なヤツであることはぬぐえません。。。。

 

 

それでも『太る』ということに固執する自分。なんでなんだろうと、自分に問いかけます。

 

 

ひとつ思い出したのは、元夫に

 

「太ったら離婚する」

 

と言われたこと。

 

彼の母親が肥満で体調が芳しくないための発言だったのだと思いますが、そんなことで離婚という言葉を使う無神経さに哀しくなりました。

哀しい気持ちになりつつ言い返すこともせず、私はうなずいていたような記憶があります。

全く横暴ではなくて温厚な性格のヒトでしたが、何故だか言い返せなかった。

 

 

何故だろう・・・・

 

 

 

もうひとつ湧いてきた泣きたい気持ち。

悲壮な顔をした少女がいます。それは小学生のころの私。

母親に妹と比較して嗤いながらたびたび言われていた言葉。

 

 

「ミワちゃんはぽっちゃりしてるからね~」

 

 

ああ、私は太っているんだあ・・・プラス飛躍して醜いんだと刻み付けられたました。

 

ぽっちゃり・・・

 

母親も娘を傷つけたいと思って言っているわけでもないことは、子供ながらに理解できてはいます。醜いってのも思ってないでしょう。

でも、顔が小さくて痩せてすらっとしている妹に対して否定できる素材も自分自身になくて絶望的になりました。

太っていると母親や妹やそのほかの人に嘲笑される恐怖感。

 

長じてから、それを裏付けるように成人式の私の写真は顔が円くてぽっちゃりオカメさんのようで全然素敵に思えなかった(爆)

 

今だったら、当時の自分に対して違う言葉をかけられたと思います。

実際のところ幼少期の写真をみて、スタイルは子役モデルとは比較にならないけれども肥満児だったことはないです。成人式だって太り過ぎでもなかったから(笑)

 

HSPの自己肯定感を低くする要素たっぷりの出来事です。

書きながらも哀しい気持ちが蘇ってきます。

 

元夫に対しても「離婚する」という衝撃発言に怒りを出し切れなかった理由です。

私のとっても太ることは「悪」だから憤慨すべきことではないんです。

 

 

私の場合は、HSS型なので対策を打って少しでも「太る」から回避しなくてはいけないという行動に出ました。

 

 

絶対に太ってはいけないのですから!

 

 

健康オタク、運動、エステ、ファッションetc・・・

日々の見た目に関する工夫はここから来てたんだと愕然。

 

太ってない人が悩んでいる姿は否定しなければいけないという思い。

 

努力しない人への嫌悪感の正体。

 

ひえええええ

 

HSS型HSPの回りくどい潜在意識に沈んだ思考回路。

自分自身の中に謎ときがいっぱいだなあ。改めて面白いと感じました。

 

自分に対しての太ってはいけない活動はたぶんこれからも続くと思うんですが、ま、それはそれでいいかな(笑)