窓辺の喫茶

表千家茶道、茶人を目指す。アート、音楽好き。HSS型HPSのため臆病なくせに好奇心旺盛。日常に思ったことの徒然を書く。

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フジファブリック 15th anniversary SPECIAL LIVE at 大阪城ホール2019「IN MY TOWN」開演前

恐ろしくブログ停滞中の窓辺喫茶亭主ミワコです。

 

現在、大阪城ホール横でグッズ販売の列に並ぶ。

2時間前に到着するもすでに長蛇の列で、こんなことしたのは「目黒のサンマ」くらいなもんなので我ながらビックリしつつも、前乗りしたくせに読みが甘すぎて笑えます。

 

ここのところ、心の余裕がなかったので第二寝屋川の流れを見つつぼんやりするのもまた良いのかな。

 

一年半前に、大阪城ホール公演が発表されてあっという間の出来事。ファンも全力でフジファブリックの活動を応援してる雰囲気もすごくて、彼らのパワーアップもめざましくて、今日はどう転んでも素晴らしいライブになるんだろうと確信しています。

 

いかんせん緊張して眠れなかったのか眠い(笑)

 

そのくせ私は無計画に今回の旅に出ました。何となく投げやりな気分もあり準備を怠ってました。というのも、これで15周年のお祭りが終わってしまうことが物凄く怖い。怖すぎる。

 

去年末のFAB chライブ、ソロ一郎のmellow、春のツアー(福岡、東京)、ふじさんホールの上映會、ROCKAXストレイテナーとの対バン、夏のロッキンオンジャパン、プレミアムライブ…私がライブに参加できてるのはこれだけだけど、走馬灯のように(死ぬわけでない!)思い返しています。

ブログに書けてないもの多数。

 

毎回、めちゃくちゃクオリティ高い素晴らしいライブなんだけど最近の山内総一郎の熱量と歌唱力、フジファブリック全体でのパフォーマンスの高さはプレミアムライブでトドメのように見せつけられて驚くしかない。圧巻だった。

 

志村くん亡き後もうすぐ10年。

 

残された3人の作った楽曲やインタビュー記事を時代を追っていくと、前向きな姿勢だけど物凄い葛藤と血の滲むような苦労、それを乗り越えた姿をまざまざと見せつけられる。

 

総一郎氏がフロントマンになって、天性の才能を持っていた志村くんの楽曲と比較されて、ひどいコメントも書かれたり、揶揄されたりを気にしないわけはないのに腹を括って「進むぞ」という覚悟を決めて走り続けた生き様が、こんなバンド他にないって思わせる何かを放ってるんだと思う。

 

志村時代と違って、表面的に聴いて爽やかな歌声にポップな明るい曲になった、全然違うバンドと思われるようだけど、明るいだけでない太い芯のようなものが歌詞にも曲にも詰まっているんだ。

 

本当の強さって…辛いことを乗り越えた先の本当の幸せに気づくことなんじゃないかなと、人間の持つコアの部分を見せつけられているように最近のフジファブリックの曲を聴くと感じざるを得ない。

 

だからこその総一郎氏の「フジファブリックは絶対に解散しないバンド」と言いきる潔さに心震えてしまう。

 

今は3人が全く気負ってないように見えるのもファンとしては嬉しい。もう目の下に隈をつけた総一郎氏はいなくて全身全霊で音楽を楽しんで届けようとしている。それが皆んなに元気をくれる。

 

総一郎氏はじめ、3人は言葉で深い思考を伝えることは余りない。くるり岸田さんになにも考えてないと言われたケド(笑)

 

悶々と葛藤した挙句、言葉にならないものが何周にも回って濾過されて音楽にアウトプットされるのがフジファブリック

中学生が仲良く絡んでるような、少年の純粋さと変態さを昇華させた作品の数々。それが4人に通じる何かなんだと思う。

 

 

本当に他の方のブログを読むと感情の起伏とか、その時の情景とか思ったことが言語化されていて素晴らしいって思うんです。それに比べて自分の文章の拙さたるや。具体性にかけてる考えも稚拙なんだなと悲しくなるくらい。

私のはあーとか、うーとか、やったあとか、すごいとか、そんなうめき声しか書けない文章。

 

自分と重ねたらおこがましいし、全然違うと言われそうだけど総一郎氏も言葉にならない想いが強い人に思えて仕方ないんだよな。

その想いが言葉ではなくて歌の表情やギターの演奏に滲み出ているように感じる。

 

天才的表現力の志村くんとの違い。

 

総一郎氏の場合は何が起きても屈折しない想い。ある時に屈折することや逃げることをやめてしまったんじゃないかな。

フロントマンになるって心を決めた時に真っ直ぐに人生と向き合う潔さ、恥ずかしくてもなんだろうと正面から立ち向かおうって、私は勝手に思ってます。

 

 

なんやかんや語りましたが、今日は全国から沢山のファンが集う大阪です!

 

 

私は前乗りして移動。

 

ホテルは少し前に予約しておきましたが、行きの新幹線は自由席で品川から乗ったので名古屋まで立ち乗り。そんな無計画な自分も面白いと思って笑えてきました。

 

あっという間に品川から新大阪。からの江坂へ。

 

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江坂MUSEの前に行き(実は妹が近隣に住んでいる)

今日ライブするミュージシャンの出待ちをするファンを見つつ。 

 

総一郎氏オススメの『家族亭』での食事は姪っ子の食べられるものの事情で却下になり、お好み焼きを食す。うーん、マンダムʅ(◞‿◟)ʃ

 

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気づけば観覧車から太陽の塔。今回はお外からのみ。ああ、太郎さん。大好き。(稚拙な文章これ)

なんとも言えず、経年劣化を感じていい味出してる。

 

阪急南千里駅からマルーンカラーの阪急電車を眺めてミスドを食べて、電車好きの妹と興奮。音楽には興味ないが、マルーンギターにも関心を示してもらう。

 

なんだこれ、誰も求めてない情報だよねー。落ちもないし。

 

少し総一郎氏の周辺をぶらついただけの、ゆる〜い1日を過ごしました。

 

からの今日は午前からの大行列!とりあえず楽しむぞ!

ロスったら仕方ない!

 

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PEANUTSのTシャツ、音楽と人、クッキー、華やぐライトをゲット。手拭いは既にSOLDOUT。

グッズ全部欲しいわ!

 

続くかも