【HSS型HSPの日々】自分は本当にHSPなのかという問い
実家のベッドではよく眠れるミワコです。
ベッドが良いのか、実家という安心感からなのか判別はつかないですが。どっちもかな。
さて、ツイッターなどでHSPの方々がツィートされていて同じような感覚の方がたくさんいるのだなぁと思う反面、HSPに対して批判的な意見についても反論し難い思いがあったりしたので、今現在の気持ちとして残しておこうと思います。
元々、私はHSPだなんて正直夢にも思ってもいませんでした。
だって自分から『Highly Sensitive Person』なんて恥ずかしいじゃないですか。
「めっちゃ繊細な人なんです。私」なんて
そして、HSPについての本など読んでも全てに共感できるわけでもありませんでした。
実際、自己評価としては、全然繊細でもなく強気でガサツ、激すると故意に人の心を踏みにじってしまうことも度々あります。
その一方で周りの人達と同じようにできない、何かあると気持ちが落ち込む、失敗することや将来について不安なことも多く、めちゃくちゃ根暗。
他人から見ても、ある人は真面目で大人しくて優しい(または暗そうな)女性というでしょうし、ある人はさっぱりしてるけど怒らせると怖い女性というと思います。
全く違う人間が中にふたりいるようで、自分自身でも厄介で生きづらいと感じていました。
これまで、スピ系も含みいくつかのカウンセリングなどを受けたりして良くなった気がするものの、また同じことの繰り返しに悩んでいました。
そんな事にまだこだわってるのかと言われて逆に意気消沈してしまったり。
そんな中で、HSS型HSPという気質を持っている人間が存在するらしいことを知りました。
HSPの感受性が強く不安感に苛まれている一方で、HSS(High Sensation Seeking)強い刺激を求める人、好奇心や好戦的な傾向すらあること。
HSS型HSPは非HSS型HSPとはかなり特性が違うということも。
そういった気質の人専門のカウンセリングをしてくださる方がある事も知りました。
当時、仕事の人間関係が大きな要因で充実感やヤル気を全く失い毎日泣きたい気持ちで生活をしていました。
では、プライベートで補えばと言ってもそちらの人間関係もイライラすることが多く、独りでこっそり生きていたいという気持ちにまで落ち込んでいました。
藁にも縋る思いとはこのことで、清水の舞台から飛び降りる覚悟でカウンセラーさんに4ヶ月間伴走いただき、自分の本当の感情を知る作業や解決する方法を指南してもらいました。
意外や食事や健康を取り戻すことに始まり、さまざまなワークや心理学的、論理的な視点で解き明かすうちに怒りや悲しみなどを気づいていないフリをしていたこと、嬉しい喜ぶという感情を抑えていたことを自分の心の中を掘り下げることでたくさん見えてきました。
一番大きいのはあるトラブルから進学と就職に失敗していたことが大きなシコリになっていた気持ちを思い出したことでした。
さまざまなことが解決して随分と生活がしやすくなったし、HSSの前向きな思考も戻ってきました。
仕事に対するスタンスもはっきりしてやり甲斐も出てきました。
伴走が終わってからもモヤモヤしたことを追求するとまだまだまだ封印していた記憶が湧いてきたりします。
この機会に人間のココロとは難解で複雑で厄介極まり無いということを学びました。
さて、自分自身が本当にHSS型HSPなのかというと正直言って未だに断定はできないです(汗)
診断テストでは当てはまる項目がたくさんあるだけと言うだけで、脳内やDNAを解析してもらったわけではありませんしね。
でも、HSS型HSP向けのカウンセリングで楽に生きる術を学べたことは確かです。
HSPはどの地域でも5分の1程度の人々、HSS型はその中からさらに少ない割合とは言いますけど、専門家ではないのでどれだけのサンプルから見出したのかも知りません。
ただ、これからDNAや脳の働きについての研究が進むと分かってくるのかなぁとは思います。
そのグループの中でもみんな同じ感性を持っているわけではなく、また思想となると気質とは全く違う話になります。
私はこの人は違うとか合うとか合わないはHSS型HSPの中でも発生するでしょう。だから、気質が近いから全てを分かり合えるという過信は危険かなとも思います。
私もHSPあるあるじゃないかとツィートしてみるけど、誰でも思うことかもしれませんし、誰とも共有できないことかもしれません(笑)
基本的には正直でありたい、公平でありたい、貢献したいという気持ちがあるけれどいつも善い人間であり続けられているわけではありませんし、自信なんてありません。
誰かにとっては物凄く悪人であるとも思います。
HSPだったとしても、HSPだからといって、人の気持ちを察することが出来たとしても聖人ではないように思います。
人を傷つけることが無いとか、いつも弱い立場に立って物事を考えられるわけでもないと思いますし、正しいと思うことに対して強い信念を持ち続けられるわけでも無いです。
実際にHSS型は飽きっぽい傾向がある人もいるし、考え方もどんどん変わるタイプやもしれません。
私は自分自身に色んな面で良くも悪くも懐疑的である気持ちは持ち続けていたりもします。
要するにネガティブで根暗でポジティブ人間でないってことで、それはやめられない。
カウンセリングを含めて今のところ私自身の中で腹落ちしているのは、自分自身が感じる世界や感情は自分自身の脳が生み出しているということだけは紛れも無い真実。
何が起きていても、どう感じるかは自分自身の問題。
ただそれだけ。
なので、HSPやHSS型HSPを研究したり、生業として人を救う特殊な方々以外は、誰がHSPで誰が非HSPであるかや誰がHSS型など、他人に対して気を揉むことや評論して批判するのはただの主観であり、無駄な労力で無意味かなぁと思います。
(考えることは別に構わないとは思いますよ。モチロン)
この人はこの気質に全て当てはまっていて、この人はこの部分が違うからエセだよなんてどうでもいい事です。
逆にこういう言動で、私はHSPを名乗る資格がないんじゃ無いかと悩んでいる人もいるんじゃないのかとすら思えてきました。HSPならあり得る。
自分がHSPやHSS型HSPかもしれなくて、自分自身に対して悩んでいる場合はカウンセリングやインターネットの情報、対策本などで現状打破する対策を打つことは効果がでる可能性が高いと思います。
私はどっちなのか悩んで躊躇してる方、むしろ効果が出て、生きることが辛くなくなったらめっけもんくらいの気持ちで挑戦してみてはどうでしょう。
では、また!
「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本
- 作者: 武田友紀
- 出版社/メーカー: 飛鳥新社
- 発売日: 2018/07/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (1件) を見る
HSCの子育てハッピーアドバイス HSC=ひといちばい敏感な子
- 作者: 明橋大二,太田知子
- 出版社/メーカー: 1万年堂出版
- 発売日: 2018/06/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。 (SB文庫)
- 作者: エレイン・N・アーロン,Elain N.Aron,冨田香里
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2008/03/18
- メディア: 文庫
- 購入: 29人 クリック: 87回
- この商品を含むブログ (14件) を見る