オフィスカジュアルって何さ!着物より洋服が難しい私
ゴールデンウィークに突入。
人混みが苦手かつ3月からノンストップだったので、休暇なのに予定ガラガラの窓辺喫茶亭主ミワコです。
完全に脱力しております。
と、言いつつ今日は茶道と陶芸の稽古でした。
部署を移動してオフィスから出ることがちらほら出てきたため、スーツが必要になり揃えました。
服装もお客さまの前に出る場合は気をつけないとならないなぁと休暇中にコーディネートを整理しなくてはと考えています。
オフィスワークで女性は特にですが、最近は男性もオフィスカジュアルという、何とも定義が曖昧な用語で服装を指定されます。
オフィスカジュアルで悩む方も多いのか指南しているサイトもかなりありますね。
読んでみると正解って無いみたいで、正直なところNGの露出の多いホットパンツに過度なミニスカート、肩やお腹が見えるような服装やジーパンやサンダルなどでなければOKではありつつ、人によっては場違い過ぎて微妙と思える場合も無くはない。
山に行くの?とか、これからダンスですか?とか、パーティでしょうか?と種々様々。
でも、NG項目にはハマってないのも事実。なんとも言えない(笑)
職場の風土や雰囲気もあるし、忖度を存分に発揮しないといけないような気がして悩ましい。逆になんでも良いという結論もあるかなぁ。
一回り以上年下の男性社員にランチ食べながら
「女性の服装ってたまにそれで良いのって時ありますよね!」
といわれて、男性諸君も同じように思ってるのねと感じたのもありました。
平成に入ってからのような気がするけれども、昔は無かったような様々なファッションが登場しています。
服装は自分の意志を表現する要素もあるので、それだけ世の中が多様化してきたとも言えますね。
しかし、逆に多様化しすぎて何が良いのか困る場合も多いし、歳を経るごとに元々好みのショップのテイストが変わってしまい路頭に迷うことも少なくなく...。゚(゚´ω`゚)゚。
ジョブズなどは、毎日同じ白シャツと黒いパンツの揃えでそこに無用な思考を働かせることをしないようにしました。
私もプライベートは兎も角として、毎日同じ場所に通うオフィスワークなどは出来れば洋服は極力考えたく無い派。ジョブズに共感の気持ちがあります。
とりあえず、1週間5日分の無難なワードローブを揃えてはいます。
でも、無難とは言えシャツひとつとっても形や色にに流行り廃りがあるのが悩ましい。
小まめにアップデート必要だし、テイストや色合いもミスマッチだと気になって仕方ないというhspの困った特性が頭を出すので、割と悩んでいます。
あと、セルフイメージを意識するので職場やプライベートでもポジションによって服装を変えないと気持ち悪いのもhspだからかも。
無駄に脳みそフル回転(笑)
実は、意外と着物もあまり考えなくても良い構造になっていることをご存知でしょうか?
西洋における洋服もかつてはそうだったのですが、身分社会だった頃のルールや、日本はハレとケでTPOを分ける風習があります。
そういった慣習を下敷きにしているから、こういった場合はこの着物を着てこの帯を締めるという選択が実に楽チン。(ワードローブが多くないからもあるけど)
また四季によって季節の花柄なども面倒という方もいるけれど、逆にこの時期はこれ!と頭に入れておけばこれも楽。
シチュエーション別のマトリックスがしっかりとできるので迷うことがほぼありません。
また、流行のスピードも遅いから毎年買い換える必要は全くないと言って過言ではありません。
素敵と思って譲ってもらった着物も、聞けば30年前に購入したなんて話もザラではなく。リサイクルショップに並んでいるものも同じです。
しかし、まったく流行が無いと言うのは嘘です。
袖の長さや色合いは多少の流行があるのは事実。地方によっても好みが違ったりしますね。
今の東京は淡めの色でビル街でも違和感のないトーンが好まれているようです。
私の好みとは違うけれど、スタイリッシュな感じはします。
でも、マトリックスに合ってさえすれば場違いや流行おくれと思われることもありません。
ワンポイントとしては、少し古臭く感じたら、帯締めと帯揚げを新しいものや色合いにしてみるのも比較的安価にコーディネートするコツです。
本日の着物は鎌倉のリサイクルショップで手に入れた大島紬と、決まってこの時期に締めるカタクリの花の帯。
茶会ではNGですが、雨模様であったのとお稽古なので雨に強い普段仕様の大島紬を着ました。上から雨ゴートを羽織って準備万端。
季節外れで少し肌寒いけど、この時期は軽やか大島紬が似合う。山で淑やかに咲くカタクリの花を描いた塩瀬帯を合わせて。#大島紬 #塩瀬帯 #京友禅 #カタクリの花
着物シチュエーション別のマトリックスについては別で説明したいと思います。
では、また!