明けましておめでとうございます
茶人を目指す、窓辺亭主ミワコです。
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
年越し蕎麦を食べながら、紅白歌合戦からゆく年来る年の古典的(?)コースで年明けを迎えました。
紅白をちゃんと観たのは何年ぶりだろう?
広い世代に受けるように出場者を選ぶのって難しいんだろうなというNHKのジレンマを感じながら、石川さゆりの『天城越え』を聴く。さゆりさんも好きなのよ。
赤組は懐メロ多いなぁ〜、大好きなユーミン見れて良かったけど。
年明けて、実家の氏神様に初詣へ向かいました。
恐ろしく寒いけれど、足元から底冷えする感じがTHE新年の風物詩のひとつだと我慢、がまん。
小さなお社だけれど、地元住民の崇敬を受けていて父の話では今年は370人ほど参拝したそう。
帰る頃には人まばらだったけど。
今年一年の家族の健康と幸せ、自分のことも祈りました。
さて、私の地元であるここ群馬は海無し県。しかし、この神社は福岡の宗像大社をルーツに持つ、海上交通を司る三姉妹の神様を祀る。
三姉妹を総称して宗像三女神という。
八幡宮だった時代もあったそうだが、この地一帯の地名が示すよう、創建は古い。歴史は奈良時代以前まで遡るという史料もある。
想像を逞しくすれば、宗像三女神を崇めていた海の民が遠くこの地と交流があった、もしくは移り住んだのではないだろうか。
また、奈良時代には大きな寺院がいくつかあった地帯でもあるため関東では有数の交易や政治が行われた文化の中心地であったことも無関係でなかろう。
古代への想像が広がって仕方ない(笑)
そして、何故だろう。現在、宗像大社をルーツとする宗像さん宗形さんという苗字の多くは福島県に住まいするようだ。
私の俄か調査だと現在は埼玉、栃木、群馬に五社、宗像大社の分社がある。福島は喜多方市に一社。
人の流れがあったのかもしれない。
地名や寺社から、土地の由来が垣間見えて想像が止まらなくなるなぁ〜。
ちゃんと調査したら楽しそう。ムフフ。
今年はそんな興味も開花させたいものだなぁ〜
さて、神社の帰り空を見上げるとさすが満天の星空。雲ひとつなく澄んだ空、街灯も少ないためか細かい星が夜空にびっしり貼り付いているようだ。
オリオン座、カシオペア座、おおいぬ座etc...と冬の星座が犇めいている。
嗚呼〜素敵な新年の予感(笑)
気分良く、フジファブリックの『星降る夜になったら』の鼻唄しながら帰宅の途についたのだった。
そんな、平成最後の年明け。
皆様にとって素敵な一年になりますように。