映画『翔んで埼玉』郷土愛を考えた
「ハロー令和」ってハッシュタグどうなんだ?と思った窓辺喫茶亭主ミワコです。
令和の時代の始まりは『翔んで埼玉』を観て大笑いしました。
隣県の「秘境」出身者なので、ちょいちょい細かく挟む埼玉ネタに大ウケしました。
熊谷はほぼ群馬さね(笑)
ちょいちょい見切れる、かかしのマーク(笑)
ネタバレになりかねないのでもう言えない!
私の感動ポイント
1. 魔夜峰央の漫画世界をリアルに実写化したことをまずは感動〜
2. 実力派俳優を中心に豪華な出演者のマジな演技に感動〜
みんなとっても美しくてカッコ良くて、BLに疎くても抵抗なく素敵!
3. 最終的に埼玉もいいとこあるぞ!ガンバレ!となぜか感動〜
この映画は全国区でウケるのかは分かりかねますが、関東人は爆笑必至です。
何気に都内と言えどもディスられてますし。
そして、最終的に郷土愛に目覚めるという何だか凄い仕掛けが組み込まれていることが憎いです。
埼玉県民が自分の県に誇りを持てないことと裏腹に、かつて知名度ないランキング1位を獲得したことがある「秘境」は県民愛の強い県です。
東京から少し距離があるからということで、県外に出にくいのかもしれませんが外に出たがらない傾向もあるかも。
しかしながら小学生の頃から『上毛かるた』なる特殊ツールで県大会に出場することを目標にして鍛錬を重ねるため、子供たちは自然と特産品や偉人をほぼ意味不明ながら暗記してしまう。遊びながら県民愛を育てるという巧妙な策が未だに成功しています(笑)
なんかよくわかんないけど、名産とか凄い人いるんさ〜
みたいな。
元々は戦後GHQに対抗する作戦だったという凄まじい歴史があるんですが根付いてしまったのがスゴイ。
出身者は上毛かるたというと血が湧き踊り、県民数が何万人かで世代が分かったりします♪(´ε` )
上毛かるた全札一覧 - KING OF JMK~おとな達の上毛かるた日本一決定戦~
対して埼玉は県民愛が薄いのですね〜
チョットびっくり‼️
我々としたら、埼玉は羨望かなり含んで『ださいたま』と嫌味を言いたくなる存在ですもの。
マニアックに良いところや美味しいモノたくさんあるのになぁ〜
プチ旅行に秩父の三峰神社とか観音霊場巡り癒されるとか、歴史好きにはのぼうの城の忍城とか、鉄道博物館のスケールスゴイ、浦和には美味しいケーキ屋さんとかパン屋さん多いよとか…褒めてるつもりだけど、地味?、微妙?
でも、自分の出身地をディスりたくなってしまうのも関東人特有なのかなんなのか?
他の地方に比べて方言も特徴を説明しにくいし、その他の特徴もあまり無いように思えてしまうのかもしれないですね。
しかし、特徴が無いっていうのも、実は全てを持っているってことでメチャクチャ良いところなのかもよ。
我が出身地も誇れる特徴といわれても・・・ダルマの生産量?
あまり日常生活に直結するようなことってなじみ深すぎて言えないものです。
そんなわけで、この映画観ると埼玉県愛が深まるそうです。
勧誘みたいな怪しいフレーズ(笑)
ついでに千葉県民や群馬県民も(笑)
フジファブリックファンとして個人的には、埼玉県民浦和出身の『かくれんぼ』と『Water Lilly Flower』のMV出演の成田凌さんが出てきたのがツボりました。良いとこ持ってくなぁ〜
令和初笑いとして楽しみました!
では、また!
このマンガがすごい! comics 翔んで埼玉 (Konomanga ga Sugoi!COMICS)
- 作者: 魔夜峰央
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2015/12/24
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