窓辺の喫茶

空想喫茶店でおもいついたまま好きなことをぼやきます。

お茶と農薬について考えてみる①

窓辺の喫茶店主ミワコです。

 

さて、喫茶店らしき記事が一つもないではないかとお気づきであろうか。

書きたいことばかり書いているからである(失笑)

 

日本茶」というものは生まれてからずっと身近にあった。夕食後には必ず煎茶を飲むのが与えられた習慣。

小学5年生のころ、記憶では初めてフランス料理を食べて、デザートと共にでてきたアールグレイという名の紅茶に衝撃を受けた。世の中にはこんな香りのお茶があるんだ。(今思えば完全なる科学香料なんだけれど)

また、ハーブティという存在も知って茶葉やハーブを小遣いで買って満足していた。

大学生となり東京に出てからは、紅茶専門店を巡り、茶葉を買いあさり、色々な産地や茶園の存在を知った。さらに「中国茶」にも出会って茶の歴史や、製造工程による種類を知り、茶の世界の奥深さを感じた。

茶器もいろいろ買いまくったなあ・・・(遠い目)

その後も紅茶の通信教育を受けたり、散財して紅茶、中国茶を買いまくり、専門店で飲みまくり、最終的には専門店で働くなどと至極ライトなお茶マニア時代を経ている。

 

それは、幼少時から持っていた喫茶店を開く夢ともつながっていたんだなと今になって思うわけで。

さらに茶の湯が添加されて今に至る。だから・・・ 

 

「茶」というのは私にとってずっと魅惑的で、なかなかに危険な友人のひとりだ。

 

 

 

何年前だろうか。気になるニュースがあった。

 

ミツバチが世界中から消えている!

 

 

欧米諸国やオーストラリアで大きな問題になっていて、海外からミツバチを輸入している日本も手に入らない不足状況が続いているということだった。

ミツバチは蜂蜜のため必要なんでしょ?と思う方が多いだろうが、それは複次的なものであり、ミツバチが受粉することで農作物が実るのだ。

 ミツバチに頼っている農作物はたくさんある。

 

しかも、ミツバチがいなくなるというのは『農産物の生産=食物の供給』だけでなく、様々な植物の種子ができなくなる。

また、そのほか全ての植物を必要としているモノたちにもかかわってくる。

 

生態系維持にかかわる大きな問題なのだ。

 

これは、蜂群崩壊症候群(Colony Collapse Disorder)とも呼ばれていて、ある日突然若い働き蜂がコロニーから忽然と消える減少をいう。

 

2006年くらいから米国で報告されていて、EUをはじめとして世界的な問題となった。

ダニや伝染病、ストレスなどいくつか要因が考えられているが、さまざま要因が検証された結果、農薬で使用されているネオニコチノイド系の殺虫成分が蜜蜂の免疫を下げ死に至らしめていることがわかった。

 

この農薬は蜜蜂だけでなく、人間の神経発達障害ADHDへの関連までも影響も訴えられているという由々しき事態。また、残留性や浸透性が他の農薬よりも高く分解されない、食物から人間への摂取や地球環境の汚染も問題視されている。

 

そのため、EUの多くの国ではネオニコチノイド系農薬の販売が禁止されるようになった。

 

だが、日本では研究結果が考慮されないのか規制が緩いままで、残留農薬に関してもECの500倍の量が許容されている現状だ。

 

欧米諸国と比較して日本人のミツバチが与える環境に対する考え方が未熟であることや農薬に対する危機感が低い、また生産性が落ちる懸念が自然環境問題より上回っていることが考えられる。それと製薬会社や洗剤・化粧品会社などと同じ現象で、健康とか環境よりも農薬販売会社との利権も絡んでいるのだろうことは想像に難くない。

 

いまだに国が前面を切って改善に乗り出してはおらず、ミツバチの減少を阻止するために地域の生産者同士が撒く時間とミツバチの活動時間を調整するなどの努力をしているようだ。

 

ネオニコチノイド系の農薬についてわかりやすくまとめられています。

ネオニコチノイド系農薬問題 - 一般社団法人アクト・ビヨンド・トラスト

 

 

ここまで書けば、そのあとは想像がつくもんだけれど・・私の好きなお茶とつながるとかあまり認識していなかったのである。

 

つづきます